非接触振動センサー(miRadar CbM)新製品説明会 主催:アナログ・デバイセズ
2021年10月25日
モータなどの機械振動の測定は、現在、加速度センサーを対象機械に装着することで行っています。 加速度センサーを機械に装着する際、固定方法、バッテリーなどの重量物、ケーブルの取り回しなどが機械共振に影響しますが、 これらは高周波振動になるほど抑制が困難になります。また、機械自身が高温になる場合はセンサーの装着が困難などの課題がありました。
今回、アナログ・デバイセズ社とサクラテック社が共同開発した、ミリ波レーダーを使った非接触による振動センサーは、これらの課題解決に大きく貢献します。
非接触で、数10ナノメーターの高精度な変位量測定、数10キロヘルツまでの高周波振動センシングが可能になりました。さらに、非接触のため、加速度センサーの装着が困難であった、高温になる機械などの測定も可能です。